北京
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上海協力機構(SCO)メンバー国第15回国防相会議が24日北京で開かれ、中国の魏鳳和国務委員兼国防部長が会議の進行を務め、基調演説を行いました。
魏国務委員兼国防部長は演説の中で「人類の運命共同体を構築する理念は、中国が人類の発展問題の解決に着眼し、グローバルガバナンス環境を改善するために貢献した中国のアイデアであり、中国のソリューションである。安全保障協力分野において、平等に付き合い、互いに助け合い、苦楽を共にし、安全とリスクを共に担うという理念を掲げ、共同構築・共有するという安全な局面を構築すべきだ」と指摘しました。
さらに、SCOの今後の発展について「ハイレベル交流や共同軍事演習、軍事文化、教育訓練などにおける実務的協力を強め、とりわけテロ取締りをめぐる統一戦線を確立して、地域と世界の平和と安全を共に守るべきだ」と述べました。
会議では、各国の国防相は2017年の会議開催以降に遂げた成果を総括した上で、当面の国際情勢に複雑な変化が発生している背景の下、SCOメンバー国の安全保障部門と軍隊がいっそう協力を強め、様々な脅威と課題に共に対応していくことを確認しました。(ZHL、星)