北京
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フォルクスワーゲングループ(VWグループ)が24日明らかにしたところによりますと、2022年までに同グループは中国で合弁企業パートナーと提携して、電気自動車や自動運転、デジタル化、新しいモビリティサービス分野で約150億ユーロを投資するということです。
24日に開かれた記者会見でVWグループは、人間本位のモビリティソリューションを中国の消費者に提供していくと約束しました。新しく就任したヘルベルト・ディースVWグループ管理取締役会長兼CEOが記者会見に臨みました。
ヘルベルト・ディース氏は「今後、VWグループはよりエコで安全、スマート化したモビリティソリューションを打ち出していく。2021年には少なくとも中国の6カ所の工場で、電気自動車の現地製造をスタートさせる」と述べました。
VWグループは、業界内で最も全面的電気化戦略の指導の下、今後7年から8年の間に、中国市場で40モデルのエコカーをリリースすると発表しました。
人間本位の持続可能なモビリティの新時代を切り開くために、VWグループ(チャイナ)はスマートモビリティサービス会社(Mobility Asia)を立ち上げるなど、一連の重要分野における協力パートナーシップを確立し、スマートモビリティサービスの提供を始めました。また、首汽グループと共に、配車サービスや貸出時間に基づいて料金計算を行うカーシェアリング、「最後の1キロ」問題を解決するソリューションなどを共同で開発しています。このほか、VWグループは滴滴出行と共に、スマートモビリティやスマートシティ、自動運転、ロボットタクシーなどのプロジェクトを進め、正式提携の第1段階に入ったということです。(ZHL、星)