中日韓が著作権保護の合同PRキャンペーンを展開

　4月26日は「世界知的所有権の日」です。これに先立つ23日、中日韓3カ国の関連部門が合同で著作権保護のプロモーションキャンペーンを実施しました。

　3カ国における著作権保護意識の向上を目指す本キャンペーンのPRポスターやCMは、3カ国合同で制作されており、イメージキャラクターには、中国アニメ『大暴れ孫悟空』の孫悟空、日本アニメ『名探偵コナン』の江戸川コナン、韓国アニメ『ポンポンポロロ』のペンギン、ポロロが起用されています。

　中国国家版権局版権管理司の于慈珂司長は、「これは中日韓3カ国の著作権保護プロモーションにおける、国際協力の革新的な実践である」と述べた上で、3カ国の、とりわけ青少年の間で、著作権の保護意識が向上することに期待を寄せました。

　日本の一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構（CODA）の永野行雄常務理事は、「今回の合同キャンペーンは、去年6月に東京で行われた中日韓文化コンテンツ・フォーラムで採択された3カ国の共同宣言に定められた内容だ。（同フォーラムでは）3カ国の政府機関が、関連政策の策定や課題解決について一致を見せた」と述べました。（Lin、謙）