中国と欧州を結ぶ「渝新欧」貨物列車が大活躍

2018-01-09 15:46  CRI

 習近平国家主席は2年前、重慶市で開かれた長江経済帯発展座談会で、「長江経済帯の発展推進は中国の長期的な利益に着眼して、グリーン発展の道を歩んでいくべきだ。当面、そして今後、長期間かけて、長江の生態環境の改善を最優先し、保護に力を入れて開発は行わない」との指示を下しました。この「長江経済帯発展戦略」が実施されてからこの2年間で、中華民族の母なる河と呼ばれる長江は新しい発展の道を再び歩み始めています。

 重慶市と外国を結ぶ高速鉄道の建設は、対外的な通路の開通や「一帯一路」と長江経済帯の中枢という役割を高めていくことに重要な戦略的意義があるとされています。重慶とドイツ西部のデュイスブルクを結ぶ「渝新欧」貨物列車は、最初に完成した中国と欧州を結ぶ列車で、6年の建設期間を経て、現在では有名なブランドとなっています。

 「渝新欧」貨物列車は、重慶から出発し、新疆または内蒙古を経由して国境を越え、さらにカザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランドを経て、ドイツ西部のデュイスブルクに到着します。距離にして1万1千キロを、わずか13日間で走り抜けます。海上輸送と比べて30日から40日の輸送日数を短縮しただけではなく、コストは航空輸送の5分の1か6分の1ほどしかかからないということです。現在では、各種の付加価値貨物を輸送する時に選ばれる重要な選択肢になっています。

 当初は、阿拉山口が唯一の輸出入の税関でしたが、その後、霍爾果斯(コルガス)や満洲里、二連浩特(エレンホト)にも税関が設立され、常時運営しています。輸送目的地は最初のドイツのデュイスブルク一つだけの都市でしたが、ロシアやベラルーシ、イタリア、オランダ、ベルギー、ベトナム、シンガポールなど約10カ国30余りの都市まで増え、運送する貨物価値は、中国と欧州を結ぶ貨物列車の80%を占め、中欧陸上貿易の主要路線となっています。(藍、星)

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