北京
PM2.577
23/19
政府関係部門はこのほど、北京、天津、河北省(京津冀)の民生用航空の協調発展の推進に関する文書を公布し、北京天津河北地域に複数の空港を建設し、この地域の航空輸送能力と運輸サービスレベルを全面的に向上させていく考えを明らかにしました。
ここ数年北京天津河北地区で進められてきた民生用航空業の協調発展は、空港の一括運営管理による地域内連携効果の顕在化、航路ネットワークの合理化による、首都空港の全発着数における国際便の比率の増加、2017年1月から10月にかけての天津と石家荘空港の旅客者数の増加、また、航空便と鉄道・バスを連携利用する旅客の持続的増加など、段階的成果を上げています。
中国国家開発改革委員会の孟瑋報道官は「世界で一流とされる航空ハブと比較すると、北京天津河北地区の空港群の主な優位性は『総合保障能力』にある」と指摘したうえで、「北京の新空港の建設を通じて、首都空港発着便の航路の最適化を図り、北京地区の民生用航空業の輸送能力と影響力を一段と高めていく。また、天津濱海空港を改築・拡張し、わが国の国際航空物流センターを作り上げるとともに、石家荘正定空港を改築・拡張し、周辺への集客力を高めていく」と述べました。(藍、む)