上海協力機構理事会第7回会議が30日午前、カザフスタンのアスタナで開かれました。中国の温家宝首相と加盟国の首脳たちが出席し、温家宝首相は席上、上海協力機構の地域協力を深める新たな主張を提出しました。
温家宝首相は「上海協力機構が加盟国間貿易投資の利便性を推進し、地域内のインフラ施設の建設を進め、金融界、企業界の協力をより強化していく。また、新しい発展戦略を立て、協力の役割をより強めていく」と語りました。
国際金融危機に対して、温家宝首相は「加盟国は、国際マクロ経済、国際金融や外貨管理などへの予測力を高め、金融危機への対応力を高めよう」と強調しました。
また、温家宝首相は「今年は中国改革開放30周年にあたる。中国は、改革開放を堅持し、平和発展は揺るがない。地域内の国々と共に、困難を克服し、互いに利益を守り、各国の国民に幸福をもたらしたい」と述べました。(翻訳:万)
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