タイの憲法裁判所は9日、現役のサマック首相が就任後テレビ番組に出演したことは憲法に違反するとの判決を下し、サマック首相は即時に失職しました。
この日の午後、9人の裁判官チームは、「サマック首相が民間企業で収録したテレビ番組で司会を務めたことは、憲法第267条(首相と閣僚は民間企業、その他の営利的な機構で、いかなる職務も担当してはならないし、働いたりしてはならない)という項目に違反した」とし、サマック首相の罪が成立するとの判決を下しました。
タイの法律によれば、裁判所の判決の後、サマック氏は即時に首相の資格を失うことになります。しかし、関連閣僚は、下院で次期首相が選ばれるまで留任できるということです。
(翻訳 朱丹陽)
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