タイのサマック首相は8月31日午前、辞任を再度否認しました。また、午後、議会は上下両院の緊急会議を招集し、現在の政治危機の対策をめぐって討議しました。
サマック首相は出演したテレビ番組で、「自分は選挙で選ばれた首相で、引き続き首相の職責を履行していくつもりだ」と述べました。
また、サマック首相の求めに応じて、議会の上下両院はこの日午後、特別会議を招集し、現在の危機をめぐって対策を討議しました。サマック首相は、意見や提案を受け入れたいと表明したうえで、当面の政治不安定を解消することを希望しました。さらに、反政府デモ行進に、政府は武力を行使しなかったことも強調しました。(翻訳 朱丹陽)
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