中国から南アジアへ向かう重要な通路である中国とネパールを結ぶ道路で大規模な山崩れが発生し、25日からこれまで遮断状態が続いています。
今、中国の武装警察チームが現場で必死の復旧作業を続け、また生活必需品などの輸送を確保するため、山麓で臨時通路を作っています。
中国とネパールを結ぶ道路は、両国が貿易往来を行うための重要なルーツですが、今回の山崩れは、1965年にこの道路が開通されて以来最大規模のものだということです。また、現場では大雨が続いているため、土石流などが起き、これまでに復旧作業に携わっていた兵士や関係者9人が負傷しましたが、そのうちの2人がチベットのラサ市に運ばれ手当てを受けています。
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