中国国家統計局が27日発表した報告書では、「中国は現在工業化の中期段階にある」と指摘しています。

　報告書によると、2002年以降、中国の工業生産は急成長を保っており、2006年の工業増加値、すなわち総生産額から固定コストを引いた純生産額は9兆元に達し、2002年より58%増えたことが分かりました。工業経済の規模が絶えず拡大し、輸出総額が急速に増え、製品の生産量も急増しています。現在、中国では、鉄鋼、石炭、セメント、テレビと綿の生産量が引き続き世界トップを保っており、発電量が世界2位で、砂糖の生産量が世界3位、原油の生産量が世界5位となっています。

　報告書は、2006年の工業増加値がGDPの43%を占めていることを明らかにしています。現在、中国は工業化の中期段階にあり、工業化を実現するにはまだ時間がかかります。（翻訳：KH）