アルジェリア北部地中海沿岸の町デリスで8日、自動車による爆弾テロが発生し、少なくとも30人が死亡し、47人が負傷しました。
今回の爆弾テロの標的は沿岸警備隊の兵舎で、犯行に及んだ2人も死亡しました。
カタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」によりますと、国際テロ組織「アル・カイダ」に関与し、北アフリカで活動しているテログループが今回事件について犯行声明を出したということです。
この爆弾テロ事件を受け、アルジェリアのベルハデム首相は「爆弾テロによる社会安定の破壊は効果が無い」としています。
また、国連のパン・ギムン事務総長は「暴力がアルジェリアの国民和解を破壊することはあり得ない」と強調した声明を発表しました。(ジョウ)
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