中国気象局の鄭国光局長は14日北京で、「中国気象局は世界が温暖化されつつある状況の下での災害予防、特に極端な気候災害の防止を重点としていく」と述べました。
鄭国光局長はその際「これからの100年は地球温暖化が続くだろう。これは自然の生態と人類の生存環境には大きな影響を与えることになる。中国はこの影響をひどく受けている国の一つだ。このため中国気象局は今後、技術レベルを高め、極端な天気の観測を強め、予報レベルの向上を図っていく。また、気候の変動が自然の生態系統や経済と社会などに及ぼす影響を研究し、その対応措置を模索していく。このほか、気候の変動についての知識を小中学校の教材に盛り込み、基礎的な科学知識を普及させ、全社会の気候変動に対応する意識を高めていく」と強調しました。
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