温家宝首相は27日北京で、「中国政府は商品の品質と食品の安全問題を高度に重視し、責任を取る姿勢をとっている」と強調しました。
この日、北京で開催された品質検査に関する全国会議の席上、温家宝首相は、「商品の品質と食品の安全レベルを向上させることは国際社会が直面している共同の課題である。中国政府は商品の品質と食品の安全の問題を高度に重視し、責任を取る姿勢をとっている。輸出入では大国である中国は、各国とのこの分野での交流と協力を強めていく。商品の品質と食品の安全をめぐる国家間の食い違いは、科学的に、国際法則に基づき、対話、交渉と調査を通じて真実を尊重することを踏まえ解決すべきだ。中国政府は問題を回避しないが、事実を無視し、極一部のことを大々的に報道することには反対する。中国政府は、貿易保護主義と差別視にも反対する。各国が平等互恵の原則に則り、真摯に相対処し、協議と協力を強めていけば、商品の品質と食品の安全のレベル向上で新たな一歩を踏み出すことが出来る」と述べました。(翻訳:林)
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