国際的な原油高は、アメリカの一部の石油精製工場の生産が洪水の影響を受けたことや、ナイジェリアの不安定な情勢によって、6日引き続き上昇しました。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、米国産標準油種(WTI)の8月渡しが前日終値より1.00ドル値上りし、1バレルあたり72.81ドルで取引を終えました。また、ロンドンの北海ブレント原油の先物8月渡しの終値は、0.87ドル上昇し1バレルあたり75.82ドルまで値上りしました。
市場専門家によりますと、投資家はアメリカの精製工場の生産不足がこの所の原油高をもたらした主な原因だと見ているということです。また、アフリカ最大の原油産出国であるナイジェリアの不安定な情勢も一つの原因だとされています。ナイジェリアでは、拉致、略奪などの暴力事件がエスカレートしているため、原油の輸出が影響を受けているものです。(翻訳:李軼豪)
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