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中国の誇りー香港
   2007-06-25 13:23:49    cri

 今年7月1日、中国の香港特別行政区は、祖国に復帰してから10周年の記念日を迎えます。これに先立って、中国中央人民政府香港特別行政区駐在連絡弁公室の高祀仁主任は、ここ10年間における「一国二制度」という政策の成果、及び中国の経済発展に香港が占める独特の地位と役割などについて、記者のインタビューに答えました。高祀仁主任はこの中で、「『一国二制度』は、香港の発展に力強い活力を与えた。香港は中国の誇りである」と強調しました。

 中央政府の最高レベルの香港駐在高官として、高祀仁主任は、「香港が祖国に復帰してから歩んできた道は、決して順風満帆なものではなかった。アジア金融危機、アメリカの同時多発テロ事件及びサーズなどの衝撃を受け、香港の経済は未曾有の困難に直面した。しかし、香港は中央政府の力強い支援と地元住民の努力及び特別行政区高官の指導の下で、これらの困難を一つ一つ克服してきた」とした上で、さらに、「現在、香港は祖国復帰後、最もよい経済発展の勢いを保っており、ここ20年来香港経済は質量と共に、最も良好な時期にある」と述べました。

 経済の発展、生活の改善、社会の調和が進むにつれて、市民が特別行政区の高官や政府に寄せる評価と中央政府に向ける信頼は大きく、高まりました。高祀仁主任は、「香港の国際的な競争力は日増しに強まっている。香港は、世界の東方に輝く真珠であり、中国の誇りである」と語っています。

 香港の祖国復帰10周年は、「一国二制度」の実施10周年でもあります。香港復帰後、中央政府は、「香港人による香港の管理」と「高度な自治方針」という「一国二制度」の政策を堅持しています。これについて、高祀仁主任は「一部の人々は『一国二制度』の実施とその役割について、懸念していたが、、香港が祖国に復帰してから10年間の発展は、この政策が大きな成功を収めたことを証明している。香港は、繁栄と発展を続けている」と述べました。

     

 また、香港は国際金融、水上運輸と貿易のセンターとして、大陸企業の世界進出の道における重要な場となります。香港と大陸の関係について、高祀仁主任は「香港と大陸の各都市との関係は、競争するものではなく、共に発展し、共に進歩し、さらに共に我が国の現代化プロセスを推進する関係にある。このため、双方は各自の優位性を活かし、自らの発展を保つと同時に、共に祖国の現代化を進めていかなければならない」と語りました。

 さらに、高祀仁主任は、「中央政府は第11次5カ年計画の中で、全般的なレベルを考慮して、引き続き国際金融、水上運輸、貿易の中心地としての香港を維持し、地元の発展を支援するとともに、香港と大陸が各分野で協力を強めていく方針を打ち出している。これは、中央政府が香港の重要性を十分認識していることを表している。香港と祖国が、密接に関わることにより、双方は共に発展していく」と語りました。

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