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WTO・世界貿易機関のロックウェル報道官は15日、テレビでの記者会見で、「ドーハラウンド交渉に参加する各国の閣僚が7月末にジュネーブに集まり、農産品や工業製品の問題で協定を結ぶ可能性がある」と述べました。
ロックウェル報道官はこの中で、「もし、協定を結ぶことになれば、ドーハラウンド交渉の大きな進展となる。しかし、7月末に農業問題について協定を結ぶことができるかどうかは、来週ドイツで開かれるEU・欧州連合、アメリカ、インド、ブラジルの四者会談に大きく関っている。この会談ではドーハラウンド交渉における最も困難な問題を解決することになる」と述べました。
ロックウェル報道官は、「農産品と工業製品の面で協定を締結することは、その他の分野での交渉を大いに促進することになるだろう」と指摘しました。(翻訳:玉華)
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