中国中南部の南昌市で開催中の全国性別統計フォーラムでは、UNFPA・国連人口基金のベルナルド中国駐在代表が、国連人口基金を代表して演説し、これまで15年間に中国政府がが男女平等実現で払った努力を評価しました。
ベルナルド代表は、席上、「これまでの15年間、中国政府は、男女平等の問題を非常に重視しており、『中国女性事業発展綱要(2001年ー2010年)』を策定した。また、中国政府は、『女子に対するあらゆる形態の差別撤廃に関する条約』を確実に実行している」と語りました。
ベルナルド代表はまた、「中国政府は、これまでの数年間、性別データーの統計を高度に重視してきたが、これは、中国の社会事情を知る上ではプラスとなる。しかし、データーによる統計はまだ不十分であり、これは、就職、教育、社会保障などで存在する不公平という問題を分析するには不利となる。国連人口基金と国連児童基金は、今後、中国の関連機構による性別問題と女性事業の発展などの研究をさらに支援していく」と述べました。(翻訳:李軼豪)
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