国家発展改革委員会の責任者は26日、「今年の第一四半期、中国の工業生産は前の年の同じ時期より18.3%増え、成長率がこの10年間の最高を記録した。中国経済が安定した成長を保つことは難しい」と指摘しました。
国家発展改革委員会経済運行局の朱宏任副局長は、「工業生産の成長スピードが持続的に速いレベルを保つなら、エネルギーや資源の過度な消費と汚染排出の増大につながると共に、経済構造の調整や経済の安定した成長が難しくなり、経済成長が大きく変動する可能性がある」と指摘しました。
中国経済が過熱的になったかどうかという記者の質問に対し、朱宏任副局長は、「第一四半期のデータから加熱という結論を出すことができない。しかし、現在、経済の成長スピードが速すぎ、特に工業成長が速すぎだというのは事実だ」と述べました。(翻訳:周莉)
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