ブラジル外務省は19日、「ブラジル、ドイツ、インド、日本の4カ国の代表は、国連安保理の改革に関する交渉をいち早くスタートするよう求めている」とのコミュニケを発表しました。
このコミュニケによりますと、4カ国の代表はこの日、ブラジリアで国連の機構改革の最新の進展を討議しました。安保理の中で常任理事国や非常任理事国を増やすという提案を強調し、そのうち先進国と発展途上国をともに含むよう求めています。また、「安保理の徹底的な改革に真に興味を持つすべての国と交渉し、かつ柔軟性のある態度を取るつもりだ」と表明しました。
この4カ国は2005年7月初めに、第59回国連総会に枠組み決議案を提出し、常任理事国6カ国、非常任理事国4カ国を増やすよう要求しました。(翻訳:玉華)
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