スーダンのバシル大統領は、ハルツームで、中国政府の特使を務めるテキ雋外務次官補と会談しました。席上、双方は、両国関係やダルフール問題などについて踏み込んだ意見交換をしました。
この中で、バシル大統領は、両国関係を高く評価した上で、「ダルフール地区の平和と安定を早期に実現させたい」と述べました。
これに対して、テキ雋特使は、「今年2月に行われた胡錦涛国家主席のスーダンへの公式訪問が成功裏に終わり、両国関係の発展に新しい力を注いだ。ダルフール地区における人道と治安状況が引き続き改善し、この地区の政治プロセスを加速させることをスーダン側に期待したい」と述べました。また、ダルフール地区が一日も速く平和、安定、発展を実現させるために、引き続き建設的な役割を果たしていきたいと、中国政府の態度を伝えました。(翻訳 朱丹陽)
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