中国の科学者とメディア関係者からなる砂嵐の発生源を調査するチームが2日、中国南西部の成都で出陣式を行いました。
この調査チームは、チベット高原東部のゾルゲ(若爾蓋)地区や、砂嵐が頻発する青海、甘粛、内蒙古などの地区で実地調査を行い、砂嵐がどこで発生するのかを調べることにしています。
毎年の春に中国北方に発生する砂嵐は、「沙塵暴」と呼ばれ、これは生態環境の保護に大きな被害をもたらしているものです。今回の調査活動はおよそ一ヶ月にわたって行われ、メンバーはサンプリングによる分析を行ったり、観測データを集めたりして、砂嵐のルートと経過地をはっきりさせることにしています。(翻訳:周莉)
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