中国衛生省は23日、アメリカジョージア州のコンアグラ社が生産した「ピーターパンピーナツバター(Peter Pan Peanut Butter)」「グレートバリューピーナツバター(Great Value Peanut Butter)」の2種類の食用ピーナツバターにサルモネア菌が混入、米国で多発したサルモネア菌感染による腹痛・下痢と関係があり、すでにこれらの商品が中国に輸出されているとのWHO(世界衛生組織)からの通達を発表しました。
これらの商品は全て2006年5月以降に生産されており、「グレートバリューピーナツバター」に関しては瓶のふたに記載された製品コードの上四桁が「2111」となっています。
衛生省は消費者の健康を守るため、「中華人民共和国食品衛生法」の規定に基づいて次のような公告を発表しました。
「消費者は上述の商品の購入・食用を控えること。また、食用後発熱・下痢・腹痛などの症状が見られる場合、すぐに病院で診察を受け、現地の衛生行政部門に報告を行うこと。食品経営機関は直ちに上述の商品の販売を停止すること。これらの商品の中国代理店は直ちに商品の回収を行うこと」としています。(「人民網日本語版」より)
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