中国商務省の高官はこのほど、「多国籍企業と中国の持続可能な発展」というテーマのサミットの席上、「中国は今後、外国資本による買収を一層指導し、管理していく」と述べました。
商務省外資局の孫鵬副局長はこの中で、「中国は、外資による買収を審査する。その審査内容には独占防止や市場公平競争の保護、国家経済安全といった観点の他、国有企業の買収と国有財産権の譲渡における職員の利益保護などが含まれる」ことを明らかにしました。
また、商務省の傅自応次官補も会議で、「中国は、外資導入の継続性と安定性を引き続き維持するとともに、外資による買収への管理を一層強化する。中国は今後、『外国企業投資指導要綱』を修正し、省エネと環境保護、ハイテク産業、近代的サービス業などへの投資を奨励していく」と述べました。(翻訳:玉華)
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