旧暦の大晦日(2007年は2月17日)の夜、国営の中央テレビによる「春節聯歓晩会」(日本の紅白歌合戦に当たる)は、一番人気の高い年越し番組だとされています。このほど、中央テレビの主催による広告入札会に多くのスポンサーが殺到してきたことから、今年の春節聯歓晩会の広告収入が5億元を超える見込みだということです。
2006年11月18日に、2007年春節聯歓晩会に関する一回目の広告入札会が行われ、ゴールデンタイムは「美的グループ」などの企業が落札しました。そのうち、美的グループは3709万元という高価で落札しましたが、2007年春節聯歓晩会で大晦日の深夜零時に「美的グループ」の企業名付きの時報を鳴らすことができるようになりました。
中央テレビ傘下のコンサルティング会社の調査結果によると、全国範囲で調査を受けた2140世帯のうち、2006年春節聯歓晩会を見た世帯は2018もあり、全国における視聴率が94.3%にも上っていることが明らかになりました。
ところが、北京、上海、広州などの大都市では、より多くの人々が豪華なレストランで年越しパーティを開くことが好きになってきたことから、ここ数年春節聯歓晩会の視聴率が下がる一方のは事実だということです。(翻訳:姜平)
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