回良玉副首相は、このほど中国西南部の都市・雲南省昆明市で、中国は宗教活動を高度に重視していると強調した上で、「宗教問題を適切に処理して、宗教が調和の取れた社会主義建設の中で積極的な役割を果たすことができるように」、各地区と各関係部門に求めました。
2007年全国宗教活動会議が1月15日と16日、昆明で開かれていました。会議で、回副首相は、「宗教信仰の自由という政策を全面的かつ適切に実施していき、政治面における団結や信仰面における相互尊重を堅持しなければならない」と強調し、「法に基づいて宗教問題への管理を強めなくてはならない。合法的なものを保護するとともに、違法なものは食い止め、宗教の犯罪行為は取り締まる。これによって、宗教活動の規範化が順調に進むようにしたい」と指摘しました。また、回副首相は、「揺ぎ無く独立自主の原則を守り、宗教と社会主義社会とが協調し合うよう積極的に導いていく。宗教と社会、宗教と宗教の間が調和が取れ、教徒と普通の住民、そして、信仰の異なる教徒間の調和の取れた共存を実現するために努力していく」ことを強調しました。
(翻訳 朱丹陽)
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