マカオ特別行政政府の何厚カ長官は31日、新年の祝賀メッセージを発表し、「競争を通じて進歩を勝ち取り、調和を図ることは、マカオ特別行政区の社会発展の基本的方針である」と強調しました。
何厚カ長官は「マカオ特別行政区は、その成立以来、中央人民政府の力強い支持を受け、市民たちは一致団結して、進取の精神にのっとり、『一国二制度』、『マカオ人によるマカオ管理』と高度な自治という方針を全面的に実施し、これまで7年間の成果を踏まえ多くの経験をまとめた。これは、マカオ特別行政区における『一国二制度』の全面的な成功を実現するために、強固たる基盤となった」と述べました。
何厚カ長官はまた、「マカオ市民たちは、ここ数年のいろいろな社会の変化と個人の経験を通じて、特別行政区の発展を勝ち取ることは並々ならぬものであることを深く感じた。したがってマカオ市民たちが一致団結し、特別行政区の繁栄と安定を推進し、自らの革新能力の向上と経済メカニズムの調整に全力を上げ、困難を乗り越えさえすれば、マカオ特別行政区での長期にわたる安定を実現できるに違いない」と語りました。
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