北京市は2007年に、行政区域内の作業場所において粉塵や化学物質など職業病を招く要素に関する調査を初めて行うことになりました。中でも、炭鉱、金属、皮革など12の業界で重点的に調査が行われるということです。
北京市安全生産監督管理局が29日明らかにしたところによりますと、調査期間は2007年の1年間です。今回の調査の目的はこれらの場所の職業病に関する現状をはっきりさせ、北京市の管理情報システムを確立させることにあります。また安全生産監督部門がより効果的な管理を実施するために科学的な根拠を得ることも着たいされています。
北京市安全生産監督管理局の張樹森副局長は、「現在、北京市の職業上の衛生環境は情勢が厳しい。全市の職業事故と職業病の発病率は全体として、上昇傾向にある」と述べました。
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