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国際社会が中国のWTO加盟5周年を評価
   2006-12-12 17:09:04    cri

 中国は2001年11月世界貿易機関に加盟しました。

 中国が加盟していからの5年間について、WTOのボゴシアン報道官は「2001年WTOに加盟して以来、中国は改革を加速し、自国の法律をWTOルールに適合させ、経済と貿易の対外開放を拡大させた。現在、中国は世界第3の輸出入国となり、去年の輸出額は日本を超えた。多くの分野で中国は大きな成果を収め、大規模な改革により、国際貿易に対し市場を完全に開放した」と語りました。

 欧州委員会で通商問題を担当するマンデルソン委員のアダムス・スポークスマンは、「WTO加盟時の承諾を履行する上で中国は大きな進展を見せた。数字で説明することは難しいが、中国は大多数の加盟国と同様、加盟時の約束を果たした」と評価しました。

 アメリカメリーランド州立大学のグプタ教授も、また、「一部の分野で中国は著しく進歩した。例えば、中国は小売と直販市場を開放した。また、最も重要な進歩は知的財産権保護の分野においてのものである。今年、知的財産権保護と関連法規の執行で中国政府は厳格な活動を実施した」と語りました。

 WTOのボゴシアン報道官は、「WTOとその加盟国のいずれにとっても、中国の加盟は大きなチャンスとなった。中国の市場は巨大で開かれたものであり、WTO加盟国にとってチャンスに満ちている。また、中国の加盟はWTOに国際貿易の新しい概念をもたらした。国際社会の重要な一員である中国はドーハラウンドの交渉で重要な役割を発揮していくだろう」と述べました。

 マンデルソン欧州委員のアダムス・スポークスマンは、「EUは中国のWTO加盟が双方にとって大きな成功であると見ている。WTO加盟国となり、国際貿易体制に参入したことは中国経済の繁栄を保障した。また、EU諸国にとってWTO加盟国である中国への市場進出は安全性が保障され、進出の規模が拡大された。一部重要製品の関税引き下げで中国市場への進出が加速され、EUは成長しつつある中国の消費市場で大きなチャンスを得た」と話しました。

 商務省の発表によりますと、WTO加盟以来、海外投資家は中国から579億4000万ドルにのぼる利益を送金し、中国は海外から2兆4000億ドルの商品を輸入しました。

 アメリカ通商代表部のバーティア次席代表は、「WTO加盟は中国、アメリカおよび世界の貿易体制にいずれも利益をもたらした。WTO加盟後、中国への輸出は急速に伸び、アメリカ経済の競争力は強まった。中国のWTO加盟はアメリカ、アメリカの企業および消費者にとっていずれも有益である」と評価しました。

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