国家人口計画出産委員会の趙白鳩副議長は9日、「中国は、これからは人口大国から人的資本の大国に変わっていく」と述べました。
これは、東北部の都市瀋陽で開かれた第14回世界生産力会議で述べたもので、趙白鳩副議長は「中国が実施している計画出産政策は人口増加を抑える上で極めて大きな役割を果たしてきた。今後、中国政府は、人口の早すぎる増加を抑えて、人口大国から人的資本の大国に変わっていくことを促すために、今の人口の教養レベルとモラルの向上、そして健康の向上に力を入れていく」と述べました。
いま、中国の総人口は13億に達し、毎年800万人から1000万人の割合で増えており、労働適齢人口は非常に多いことから、就業圧力はかなり大きくなっています。したがって、人々の教養レベルと科学的素質の向上が極めて重要となってきているのです。
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