税関総署によると、商標権などの侵害の疑いで税関が貨物の輸入を差し止めた件数は、上半期全体で1076件に達した。押収された貨物は約3900万件(約6800万元相当)に上る。広州税関は5月24日、香港の「黄道益」ブランドを装った偽医薬品10万8千点(約189万元相当)を押収。近年では最も規模の大きな案件となった。
税関はこのほか、五輪関連商標の保護にも力を入れている。厦門(アモイ)税関は5月24日、五輪シンボルマークや北京五輪マスコットを無断で使用した子供服672点を押収した。天津税関では、深センの業者がカメルーンへの輸出手続きを行った貨物から、北京五輪マスコットを無断使用した子供用かばん4150点が見つかった。(編集UM)
「人民網日本語版」
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