中国外務省の責任者は25日、「中国政府がレバノンから在留中国人を引き揚げる行動は終わりに近づいている」と述べました。
7月12日レバノンとイスラエルの紛争が起きてから、中国外務省は、レバノン、シリア、キプロスなど駐在の中国大使館と密接に協力しながら、段階的にレバノンにいる中国人170人を引き揚げると共に、出来るだけ早く帰国できるような措置を講じました。
この責任者は記者のインタビューに答えた際、「中国政府は一貫して、海外にいる中国の公民の合法的権益の保護を極めて重視している。ある国で騒乱や衝突が発生した場合、中国政府はこの国の事態の動きを注意深く見守っており、適宜に有効な措置を講じて中国人の生命と財産の安全を保障するよう外務省や駐在大使館などに指示している」と述べました。
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