中国国防省が主催した「中国ーASEAN・東南アジア諸国連合のアジア太平洋地域安全保障問題シンポジウム」が18日、中国国防大学で開幕しました。中国とASEAN10カ国の防衛部門が参加して、この地域の安全保障問題を検討するのは今回が初めてです。
このシンポジウムには中国とASEAN10カ国の国防省や軍の防衛関係者30人余りが参加しました。4日間の日程で開かれるシンポジウムで、参加者たちは自国の国防政策を説明します。この中では、中国とASEANがアジア太平洋地域安全に対する影響、東アジア地域海上安全保障協力、軍隊が国際人道的救援に参加する中で果たす役割、軍隊が国際的なテロ取締や平和維持行動にいかに参加するかなどの議題を討議するということです。
中国国防省外事弁公室の賈暁寧副主任は、「シンポジウムの目的は、各国の安全保障戦略と国防政策への理解を強化し、軍事と安全保障分野での相互信頼を深め、中国とASEAN諸国がアジア太平洋地域の安全保障分野で直面するチャンスとチャレンジを検討することにある」と述べました。
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