中国には現在、企業などに雇用されている専任の通訳者・翻訳者が約6万人いる。このほか、フリーランスや副業などの形で通翻訳業に携わる人は、数十万人に上るとされる。今月28、29日に上海市で開催された「第1回中国国際通翻訳業フォーラム」の中で、最新データとして明らかにされた。
人事部は2003年、通翻訳業の資格試験をスタートした。05年までの受験者は、英語・フランス語・日本語の3カ国で計1万7704人に上り、3975人が合格証書を手にした。受験には学歴や職歴などの制限がないことから人気が高く、今年上半期の受験申込者はすでに9365人に達した。
おおまかな統計によると、通翻訳サービスを提供する会社等は全国で3千カ所を超える。中国通翻訳協会がまとめたデータによると、世界の通翻訳業の年間売上高は130億ドルを上回り、うちアジア太平洋地域が30%を占める。うち中国市場の売上高は約127億元という。
「人民網日本語版」より
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