中国の温家宝首相は26日、北京で、『21世紀の先端科学と中国のチャンス』というフォーラムに出席した内外の有名な科学者と会見しました。
この会見にはアメリカ国家科学基金のべメント氏や、ドイツ研究協会のウインナッカー会長、李政道氏、丁肇中氏ら5人のノーベル賞受賞者及びその他の十数人の科学者が出席しました。
その際、温家宝首相は中国経済と社会の発展状況を説明し、中国の科学技術の発展、科学技術政策、科学技術人材の養成などの問題について出席者と意見を交換しました。温家宝首相は、「中国国家自然科学基金は基礎科学や、先端科学研究を推進させる面で重要な役割を果した」と述べ、「科学者に革新の条件と公平かつ自由な学術環境を提供し、特に青年科学者の成長を援助し、国際的な科学技術交流と協力を強化させるよう」中国国家自然科学基金に希望しました。
なお、国家自然科学基金委員会の主催による『21世紀の先端科学と中国のチャンス』というフォーラムは25日から26日までの両日、北京で開かれました。
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