曹剛川国防相は10日北京でアメリカ・太平洋軍のウィリアム・ファロン司令官と会談し、アメリカ側が台湾との軍事往来を止め、先進的兵器の売却を停止し、"台湾独立"活動に明確に反対するよう要求しました。
曹剛川国防相はその際、「中国とアメリカ両国軍隊の関係は、両国関係の重要な構成部分である。ここ数年、中米両国の元首の配慮の下に、両国軍隊の関係は徐々に回復され発展している。中国側は、アメリカ側と共に努力し、相互理解をいっそう深め、共同の認識を拡大して相違点を減らし、信頼関係をうちたて、両国軍隊の間の交流と協力を広げ、中米間の建設的関係の発展に積極的要素を添えていきたい」と述べました。
これに対しウィリアム・ファロン司令官は、「米中双方が健全で安定した関係を維持していくことは非常に重要であり、両国軍隊が交流と接触をいっそう強め、相互の理解と信頼を増やしていくよう望んでいる」と述べたあと、一つの中国の政策を堅持していくとのアメリカ政府の姿勢を改めて表明し、さらに海峡両岸がよりよい方法を見出し、双方の食い違いをなくし、衝突を避けていくよう期待しました。
|