ナイジェリアのダウコル石油相は24日「ナイジェリア南部の産油地区で連続発生した暴力行動によって、石油収入は著しく減少した」と表明しました。
ダウコル石油相は「今年2月からナイジェリアの産油地区で暴力事件の頻発によって、石油収入は10億ドル近く減った。今年の石油収入は去年と比べて減少する見込みだ」と予測しています。
ナイジェリアはアフリカ一の石油生産国で、1日当たりの原油生産量は250万バレルに達しています。しかし、先月からナイジェリア南部の産油地区でイジョー族の過激派は地元の石油資源をコントロールするため、外国系石油会社の施設と職員を標的とする一連の襲撃行動を行ったということです。
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