アメリカのバティア貿易副代表は21日、上海で「中国とアメリカの経済貿易関係は、現在世界でもっとも重要な貿易関係である。両国間の貿易と投資によって、双方はともに利益を得ることができる」と演説しました。
去年、両国の貿易額は1981年より50倍増えました。中国はアメリカにとって4番目の輸出相手国そして、2番目の輸入相手国となっています。アメリカの中国への直接投資額は154億ドルに達しています。バティア貿易副代表は「アメリカの消費者はさまざまな中国製の安くて、品質のいい商品を買うことができる。アメリカの会社も中国で製造拠点を設立することを通して貿易競争力を強めた。一方、中国はアメリカ市場に進出して、経済の発展を得た」と語りました。
両国間の貿易摩擦問題については、対中国貿易政策を担当するバティア貿易副代表は、双方がWTO・世界貿易機関の指導の元で解決方法を求めるなら両国間の貿易問題が解決できると見ています。
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