中国の国務委員でもある曹剛川国防相は27日、「中国の軍事費の増加は、外国に圧力を加えるものではない」と述べました。
27日、北京でスイスのサムエル・シュミード国防大臣と会談した際、曹国防相は、「中国は、平和発展の道を歩んでいくことを堅持しており、防衛に重きを置いた国防政策を実施している。兵器装備と軍隊の近代化を目指して軍事費を適切に増やすことは、国の安全と領土保全のためであり、いかなる国と地域への脅威にもならない」と強調しました。
これに対し、シュミード国防大臣は、「政府間対話を行い、中国とスイス両国関係の発展を推し進めていく」との意向を示しました。
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