台湾のメディアによりますと、中国国民党の党首である馬英九台北市長は19日、「"台湾独立"は国民党の従来の選択肢ではない」と強調しました。
これは馬英九党首がヨーロッパでのビジネス招致訪問を終え、台湾に戻った後、空港での記者会見で述べたものです。馬英九党首はその際、「台湾が独立するか統一するかは、いずれも現段階では実現できない」としています。
馬英九党首のヨーロッパ訪問期間中に、国民党は新聞に「国民党にとっては"台湾独立"も選択肢である」という意味の広告を出したことから、これは台湾島内で幅広い質疑や議論を引き起こしました。これを受けて、馬英九党首は「台湾に最も有利なことは、現状を維持することで、即時の統一を求めたり、永久なる分離も追求しないことだ。"台湾独立"は一部の台湾人の選択であるものの、国民党の従来の選択肢ではない」と語りました。
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