全国人民代表大会常務委員会の盛華仁副委員長は16日と17日、北京で、『物権法』草案の座談会を主催しました。
盛華仁副委員長は、「この草案は依然として審議中である。草案の修正は国有資財の流失防止や、農民の根本的利益の保護などの重大な問題について深く研究する必要がある。『物権法』は中国の特色のある社会主義法律システムにおいて、重要な役割を果たす基本法であり、国家や、組織と個人の財産が平等に保護される原則を示す。これまで、全国人民代表大会常務委員会はこの草案に対して三回の審議を行うと共に、幅広く意見を聞くため、草案を公表した」と述べました。
この日の座談会に参加した関係部門の責任者と専門家は「草案の中国の基本経済制度や、国有資産流失防止、土地の請負経営などに関する規定は、現代の中国社会にあるべき物権法制度に適応する」としています。そして、責任者と専門家らは関係規定に修正意見を提出しました。
なお、盛華仁副委員長は出された意見とアドバイスを肯定すると共に、「『物権法』は非常に重要であり、全国人民代表大会常務委員会は必ず適切に法を制定する」と語りました。
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