ナザルバエフ氏の大統領就任式参加のためカザフスタンを訪問したウクライナのユーシェンコ大統領は11日、アスタナで「ウクライナ議会が採択した政府の辞職を求める決議は誤ったもので、国を不安定にさせる恐れがある」と指摘しました。
政府の辞職を要求されたエハヌロフ首相は11日の閣議で「私を始めウクライナ現政権は、政府辞職を求めるウクライナ議会の決議を認めず、現政権は3月の選挙まで活動を続けていく」と表明しました。
当日、ユーシェンコ大統領は同じくナザルバエフ氏の大統領就任すきに参加するためカザフスタンを訪れたロシアのプーチン大統領と会談を行ないましたが、これは、去年の両国による天然ガス紛争発生後初めての首脳会談で、双方は、このほど調印した天然ガス供給契約は互恵のものであるとの点で一致に達しました。
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