国家税務総局は22 日、今年中国が減免した農業税は220億元に達すると発表しました。

　統計によりますと、現在までに、牧畜業とタバコの葉を除く農業特産税は各地ですべて免除されたほか、ほとんどの省クラスの行政区では、農業税が免除され、残る一部の省でも、農業税率が低くなっています。また、来年中国は、都市と農村との格差を縮小し、農民の負担を軽減するため、農業税を徹底的に取り消すということです。

　農業税は、中国ではなんと2600年もの歴史を持ち、これまでは政府の主な財政収入でのルーとでしたが、ここ数年、工業とサービス業の急速な発展に伴い、政府の財政収入に占める農業税の比重は徐々に小さくなってきていたものです。