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ロンドン近くの石油貯蔵所が爆発
   2005-12-12 17:10:44    cri
 イギリスのロンドン近くにある石油貯蔵所で、11日未明連続爆発事故が発生し、大火事に発展しました。43人が負傷し、うち4人が重傷を負いました。警察は、「今回の爆発は事故であり、テロ襲撃とは関係ない」と見ています。地元の消防署は、「これは戦後ヨーロッパで発生した最も大きな爆発事故だ」と認めました。

 爆発で大火事が広がり、当日夕方になっても効果的に鎮火させることができませんでした。消防士たちは、「火事は少なくともまる一日間続く」と見ています。警察はすでに事故の原因について調査を始めました。11日プレスコット副首相は現場視察し、消防隊員をねぎらいしました。

 爆発はロンドン北部から40キロ離れたところで発生し、ここはヒメルヒンプスティードと隣接しています。地元住民は、「1回目の爆発は朝6時ごろ発生した。周辺数十キロで揺れを感じた。大きな爆発音の後、炎がすぐ空に広がり、オレンジ色に染めた。半時間後に2回にわたって、爆発が起きた。近くには空港があるため、爆発発生後、一時的に混乱状態に入った」と紹介しました。当時現場で飛行機が通過しているところを発見した人もいるため、一時的に飛行機による爆発だと思われました。

 今回の爆発によって、近くにある家屋が破壊され、ヒメルヒンプスティードの住民2000人以上が避難しました。警察当局は、「ほかの住民も、有害ガスを防ぐため、できるだけドアと窓を閉めるようにしておくよう」勧告しました。学校も月曜日登校できなくなりました。このほか、近くにある国道1号線と10号線やその関連道路もまる1日間封鎖され、交通も混乱しました。それと同時にけむりは近くにある空港の上空を覆ったことから、多くの航空機の着陸が遅れました。

 爆発が発生した石油貯蔵所は、イングランド南部にあり、航空用ガソリンを輸送する役割をしていました。その内、近くにある二つの国際空港へのガソリン輸送が含まれ、その規模は全国第5位です。今回の爆発によって、半分近くの施設が破壊されました。消防関連の責任者は、「今の状況から見ると、爆発が再開する可能性もある」と見ています。

 日常生活でよく車を利用するイギリス人は、ガソリンの供給をとても心配しています。人々は爆発がガソリンと航空用のガソリンの供給に与える影響を懸念しています。これについて、関係責任者は、「今回の爆発がガソリンの供給への影響はない。ガソリンを争って買わないよう」勧めました。しかし、報道では、たくさんのガソリンスタンドには人々は長い列を作って待っているということです。また、一部のガソリン供給会社は全国各地からガソリンを調達しています。

 世論は、「今回の爆発事故は今年7月7日ロンドンでテロ襲撃が発生して以来、イギリスへのもう一つ大きなダメージだ」と判断しています。

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