中国外務省の秦剛スポークスマンは8日北京で、「日本側は、その軍事問題での動向を国際社会と周辺諸国に説明すべきだ」と述べました。
報道によりますと、日本の麻生外相は、軍事費問題では透明度にかけていると中国を非難しましたが、これを受けて秦剛スポークスマンは、これに不満と疑問を示し、「日本側の動向こそが隣国と国際社会の注目を浴びている。日本側は最近のその軍事上の動向を国際社会と周辺諸国に真剣に説明すべきである」と述べました。
秦剛スポークスマンはさらに、「中国は防御的な国防政策を実施し、平和発展の道を断固として歩んでおり、中国は軍事費問題では公開性と透明度を保っている。中国の軍事費は中国軍隊の将兵の日常の生活や訓練など需要を満たし、また、当面の複雑で変化の多い国際情勢に適応させ、中国の国防の必要をも満たすためである」と述べました。
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