第22回世界法律大会は9日、「上海宣言」を採択して上海で閉幕しました。この宣言は、「法治を通じて調和の取れた国際社会を構築することは、平和を願い、発展を求め、協力を促すという世界各国人民の共通の願いに符合している」としています。
大会は、「全ての国が対話と交流を通じて、平等と理解を踏まえて、世界文明の多様化を尊重しなければならない」とし、「全ての国が人権を尊重し擁護すると同時に、国際法の準則を遵守した上で、二国間や多国間の相互信頼を絶えず強めていかなければならない」と呼びかけました。
世界法学家協会の主催による今回の大会は5日から北京と上海で行なわれ、60以上の国や地区から約1500人の法律界と法学界の代表が参加しました。
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