中国とEU・欧州連合がEU諸国の港で足止めされている中国繊維製品の通関問題で合意に達した後、欧州議会政党グループ、EUの主要加盟国のメディアと業界の代表らは6日、相次いでこれに歓迎の意を表しました。
欧州議会の第2大政党グループの欧州社会主義グループ(PES)と第3大政党グループの欧州自由民主連合(ALDE)は6日それぞれ、「EUと中国が対話を行うことを支持し、一方的な措置を取ることに反対する」との声明を発表しました。
イタリアの生産活動相、スペインの産業通商観光相は共に、「EUと中国が協定に達したことは、双方の利益を共に考える共栄の方法である」との見解を示しました。
同日、イギリス、フランス、イタリア、スペインなど国のメディアはいずれも、紙面を大きくさき、EUと中国が繊維製品摩擦の解決記事を報道しています。また、スウェーデン、デンマーク、スペイン、イタリアなど国の業界筋も相次いで、これに歓迎の意を表し、「貿易自由化の原則に違反した行為は望ましいものではない」としています。
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