中国とアメリカとの繊維製品貿易についての第4ラウンド交渉が30日北京で行われ、中国側は、中米間の繊維製品貿易に安定した環境を提供するため、双方が積極的な態度を以って解決法を見出すよう期待しました。
今回交渉は、中国代表団団長である高虎城商務次官兼国際貿易交渉代表が主催したものです。
今年の5月中旬以来、アメリカは相次いで中国のシャツ、木綿ズボンなど7品目の繊維製品の輸入に対して割当制限を実施してきましたが、これについて、中米双方はこれまで3回に亘る交渉を行ったものの、進展は見られませんでした。
8月31日は、中国の一部繊維製品輸入に対して割当制限を実施するかどうかをアメリカ側が決める最終的期限となっています。
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