アメリカのバーンズ副国務長官は20日、ニューヨークの国連本部で、「アメリカは、現段階で国連総会で安保理拡大に関するいかなる決議案を表決することにも断固反対する」と改めて強調しました。
バーンズ副国務長官は当日、エジプトなどの国の代表と会談する前に、「アメリカは、国連総会が国連の管理、予算、行政の面で改革を行うよう希望する」と述べました。
国連が今後1週間か2週間内に安保理拡大問題について表決する可能性について、バーンズ副国務長官は、「それは、準備不足のものだ。また、国連加盟国の分裂をもたらすだろう。安保理拡大問題は非常に複雑である。アメリカは、各方面がこの問題について引き続き討議するよう希望する」と述べました。
バーンズ副国務長官は、「アメリカは安保理の拡大を支持する。しかし、国連自身はまず強化された後、安保理の拡大問題を考えるべきである。アメリカは安保理規模の過度拡大に反対する」と述べました。
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