ドイツ、フランス、ポーランドの三ヵ国の外相は27日ワルシャワで会談を行い、「EU・欧州連合の拡大プロセスを停止することに反対する」と一致して表明しました。
ドイツのフィッシャー外相は、「現在、EUは発足して以来最も深刻な危機に直面しており、それ自体がより強大になることができない場合、EUが直面している危機は一層エスカレートするだろう。」と述べた後、拡大問題で、本位主義を捨てるよう加盟国に求めました。
フランスのブラジ外相は、「もし、政策が統一されない場合、EUの拡大プロセスは失敗する可能性がある」と述べ、また、EU加盟国、とりわけイギリスに対して、しかるべき職責を履行するよう呼びかけました。
ポーランドのロテフルト外相は、「フランスとオランダが『EU憲法条約』を否決した後、ドイツとフランスは依然として欧州一体化プロセスを推進する中で引き続き、指導的役割を果たすよう期待している」と述べました。
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