中国の全国民族教育年度会議はこのほど南の都市海口で行われました。関係筋によりますと、今年から、多くの地区では、寄宿少数民族学生への生活手当てが大幅に増えたとのことです。
例えば、海南省では、寄宿の少数民族学生1人当たりの年間生活手当ては小学生600元、中学生750元まで増えます。それぞれ150元と200元増加しました。
日本と違って、中国では大学はほとんど全寮制で、学生は学校の寮に住んでいます。しかし、今、全寮制は小、中学校まで広がっています。
子供の自立生活や自己管理を図るのも一つの目標ですけど、中国の貧困地区では小学校の数がそんなに多くないため、子供が登校するには1時間かそれ以上の時間がかかって山道を歩く必要があります。時間の無駄遣いを防ぎ、子供によりよい勉強の環境を作るため、これら貧困地区では小学校からの寄宿制度が実施し始めました。
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